日本創傷外科学会 理事長ご挨拶

 

 

「日本創傷外科学会」理事長就任のご挨拶

 

日本創傷外科学会 理事長  清川兼輔
(久留米大学医学部 形成外科・顎顔面外科学教授)

清川理事長写真
 

 日本創傷外科学会は,日本形成外科学会のサブスペシャリティ(2階建て)の学会として,創傷(キズ)と瘢痕(キズあと)の治療を行う専門家を育てることを目的とし2008年7月に設立されました。本学会は「キズやキズあとをきれいに治す,治りにくいキズを早く治す」ことをモットーとし,患者様の生活の質(QOL)の向上に努めていく学会です。設立当初の会員数はわずかに50名でしたが,その後本学会の必要性に数多くの形成外科医が共鳴し,わずか8年の間に会員数1460名(創傷外科専門医392名)の学会にまで発展して参りました。その間の理事長として初代を野﨑幹弘先生が,2代目を上田和毅先生が,3代目を鈴木茂彦先生が務めてこられ,本学会の発展もこれらの先生方の強いリーダーシップがあったからこそと言っても過言ではありません。この度私が4代目の理事長として就任させていただくことになりましたが,その責任の重さを強く強く感じております。
 私の理事長としての目標は,本学会をさらに発展成長させていくことはもとより,一般の方々に「ケガをした時,キズがなかなかよくならない時,キズあとが目立つ時は,創傷外科の専門医を持っている形成外科の先生にかかるんだ。」という認識を広く持っていただくことです。その認識は未だに低く,健康保険が効かないとさえ思っている方々が多数おられるのが現状です。形成外科は日本専門医機構の基本診療科(患者さんが最初に受診する科)としてすでに認められており,その中でもケガやキズの治療については形成外科医が創傷(キズ)治療の専門家として患者様の要求に応えていかなければなりません。今後は様々なメディアを利用し,少しでも多くの皆様方にこのことをお知らせしていきたいと思います。そして,より多くの患者様の生活の質(QOL)の向上に貢献できれば幸甚に存じます。
 今後ともさらなる御指導御鞭撻を賜りますよう,何卒宜しくお願い申し上げます。



「日本創傷外科学会」創立にあたって(初代理事長 野﨑幹弘)
 
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